チチヤス史料館

今日は雨の1日でした。
牛さんの息も白くあがってました。もうすっかり冬ですね。

今回はチチヤス牧場の牛舎の2階の史料館をご紹介します。

ここでは明治時代より牛乳普及につとめてきたチチヤスの歴史が紹介してあります。

史料館にはいってみると、見たこともないような搾乳用具や、牛乳に関する資料がありました。


そちらをちょっとご紹介


こちらは、明治35年頃、馬車に蒸気殺菌設備を乗せて消毒しながら走った馬車です。
今、この馬車で牛乳が売ってたら、私は、ちょっと買ってみたくなりそうそんなかわいらしい馬車です。


そしてこちらは明治から昭和にかけて、明治天皇から牛乳の御用命を賜った時の記念箱です。

明治天皇がチチヤス牛乳を飲まれてたんですね！すごい!!

その他にもいろいろなレトロな品がたくさんありました。
チチヤス牧場に来られたときはぜひこちらもご覧ください。

観覧希望の方は、現在は土、日、祝日を除いて、団体様などにご紹介しておりますが、個人で見学希望の方は　総務課0829－56－1111までお問い合わせください。

「牛追い松」とは？

チチヤス事務所の横には、「牛追い松」と呼ばれる松があります。
以前から気になっていたので、、、今日はこの話題。

ひと昔前、現在の事務所がある場所は、その一帯すべてが牛さんの放牧地となっていました。
チチヤス牧場は、今よりずっと広かったんですね。

そして、昔の事務所は今の工場敷地内にあり、その近くの築山（つきやま）のてっ辺にこの松があったそうです。
今では、事務所の移転に伴って、その松も移転されています。
ただ残念なことに、その松は初代の「牛追い松」ではないそうです（おそらく2代目･･･？）
　

さて、「牛追い松」という名の由来ですが。。。
かつて、チチヤス牧場ではよい牛さんを育てるために、毎日欠かさず引き運動を行っていました。
いわゆる散歩ですね
牛舎からこの松の木を折り返し地点として、往復約1キロの道のりを歩いていたそうです

そして、この折り返し地点にある松の木には証明となる木札をつけ、毎日の散歩をきちんとチェックしていました。
そんな記念の松が「牛追い松」なのだそうです。

なるほど・・・こんなエピソードがあったんですね。
これですっきりしました